茨城県造園団体 新年の集い

今回は茨造協をはじめ、5団体合同で盛大に開催


 茨城県造園団体新年の集いは1月22日、ホテルテラスザガーデン水戸で開催した。
 集いは一昨年から茨城県の造園関連3団体合同で開催し、今回は茨造協をはじめとする茨城県造園5団体が主催して実施し、冒頭、稲見洋二茨造協副会長の開会の辞。次いで、主催者の(一社)茨城県造園建設業協会・田中資康会長、茨城県庭園樹協会・中庭隆夫会長、茨城県造園技能士会・大平晶会長、(一社)日本造園建設業協会茨城県支部・水庭博支部長、茨城県造園業協同組合・庄司憲生理事長を代表して、田中資康茨造協会長があいさつ。


主催者を代表し、田中会長があいさつ
 例年は賀詞交歓会として開催しておりますが、昨年8月当協会の飛田会長が亡くなられ、本年は新年の集いとして開催することにいたしました。
 また、本年は、県内の造園に関わる団体が一堂に会して、開催できますことを主催者一同、大変喜んでいるところです。
 昨年は異常気象に見舞われ、北海道では地震災害、日本各地で豪雨災害、土砂災害、さらに気温の上昇など、明らかに地球環境の変化が感じられ、その結果の各種災害が発生していると思われます。
 改めて防災対策の重要性を痛感するとともに、災害時においては、公園・緑地空間が避難場所、防災拠点、救援活動の場として、加えて人々の癒しや休息の場として機能しなければなりません。
 そのための整備、維持管理の必要性を広くご理解いただけるよう務めることが大切だと思っております。
 また、被災地の方々にはお見舞い申し上げるとともに、今年は災害もなく穏やかな一年となることを心より願うところであります。
 今年の5月には新たな元号の時代がスタートします。平成の時代はバブル景気に始まり、その後の大不況で国や地方の財政が困窮し、この数年アベノミクスの経済戦略により、ようやく株価が回復し、景気回復との評価がございますが、地方の中小零細企業にとりましては、まだまだ実感が無いのが現状です。同時に少子高齢化が進み、新たな問題が大きく膨らんできていると思われます。
 大井川県政におかれましては、どこよりも早くこうした課題に向けて、適切に対応いただき、元気で活力ある茨城を目指す契機となるようご期待を申し上げます。
 私たち造園事業を取り巻く環境ですが、品確法や入契法、建設業法の一体改正がなされ、技能労働者の賃金水準や社会保険等への加入など、労働環境の改善が図られております。
 長年の不景気の中、建設投資の大きな減少により、受注競争の激化は止まらず、ダンピング受注や下請け業者へのしわ寄せが懸念されるところでございます。
 対策としては、総合評価方式の導入や最低制限価格の設定などが進められていますが、造園工事においてはごく一部でしかなく、まだまだダンピングが行われているのが現状でございます。
 一方で少子高齢化に伴い技術者や後継者不足が深刻となる中、働き方改革による週休二日制への移行や外国人労働者に頼らざるを得ないなどの人手不足など、造園業界においてもますます厳しい経営環境が続くのではないかと思っております。
 私たち造園業界としては、量より質に重点を置き、公園・緑地や街路樹など、維持管理の品質向上に務めることで、都市環境維持のために緑地が必要であることなどを充分にご理解いただき、職域を守り、適正価格での受注を行い、安定的な経営につなげることにより、職場環境の改善を図り、若年者の入職を促すなど、将来の担い手確保、育成を最も重要な課題と捉えています。
 今後とも都市緑化の充実や温暖化防止対策に貢献し、みどり豊かな潤いのある環境づくりを目指し、一丸となって取り組んでまいりますので、変わらぬご愛顧を何卒よろしくお願いいたします。


大井川知事はじめご来賓からご祝辞
 ご来賓のご祝辞は、茨造協名誉顧問の大井川和彦茨城県知事が、「昨年は飛田会長が亡くなられ、大変残念でございますが、皆様の力で造園業界を改めて発展させていただければと願っております。今年は茨城県にとって特別な年で国体やG20など、さまざまなイベントがあります。こうした機会を通じて、しっかり茨城をPRしたいと思います。もう一つ、私が重視しているのは県有資産の活用です。皆様ご存知の茨城県の観光、笠間の芸術の森の火まつり、ひたち海浜公園のネモフィラなど、公園における集客力は非常に大きいものがあり、もちろん偕楽園も、石岡のフラワーパークもございます。こうした茨城県の資産をこれまで通りではなく、より魅力的にすることによって、もっともっと茨城県にお客様を呼ぶことができると思っています。そこにいろいろな知恵を絞って努力していきたいと思っています。そぜひ、皆様のお力添えをいただきたいと思っています」と述べた。


観光・交流人口増やして茨城の活力を
 また、衆議院からは、茨造協顧問の梶山弘志衆議院議員(代理:山口秘書)が、茨城県の造園各団体はこれから10年先を見据えていくのかが大事とし、田所嘉徳衆議院議員が、かつての茨造協理事として本日の盛会はとても嬉しい。日本はかつての公害対策に次いで防災・減災技術を世界に発信できる。茨城県は交流人口を増やすことで活力となる。大いにご活躍いただいたいとした。
 さらに、参議院からは上月良祐参議院議員が、一番重要なのは予算。新しいものというより、メンテナンスが重要で、予算を確保した後は、発注、工期、最低制限価格など、この工期で週休二日は無理、社会保険に入るのは無理とならないよう改善が求められるとした。
 茨城県議会からは、海野透茨城県議会議員が、アベノミクスは実感ないと言われるが、大きな倒産がないことは特筆すべきこと。みどり予算は確保とともに、きめ細やかな発注が大切で、そうした形を整備するのが私たち議会の役割とした。外塚潔茨城県議会議員は、今日の日刊スポーツに春の選抜に出場する石岡一高の記事があり、見事にマツの芽が出るかと、選抜の結果とマツの手入れを掛けた記事がありました。皆さん頑張っておられます。その成果が実感できるよう取り組んでいきたいとした。
 乾杯は、高橋靖水戸市長が発声、懇談となった。
 会場では、テノール・宮里直樹氏、ピアノ・水野彰子氏による新春コンサートも行われ、最後に永井剛人茨造協副会長が閉会の辞を述べ、盛況のうち散会となった。 

主催者を代表してあいさつする田中資康会長

 祝辞を述べられる大井川和彦茨城県知事

 宮里直樹氏、水野彰子氏による新春コンサート

 会場のようす

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